2017年11月30日木曜日

Workers K&T H MFG Co 綿(ワタ)から作るジーンズ第3弾はブラック "Lot 802, Black Jeans OW"

こんばんは。いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は今季は特に大人気なWorkersのブラックデニムが再入荷したのでご紹介させていただきます。


WORKERSの作る「綿(ワタ)からデニム」インディゴホワイトと来て、第三段のブラックジーンズです。

ブラックデニムは問題が一つ。
ホワイトデニムと同じく、①糸を染める ②染めた糸を織り機にかかるよう巻くため別の場所に持っていく。この時も小分けに巻きなおす ③別の場所で織機にかかる状態にする(サイジングという工程)、これらの工程を別々の場所で行うのでインディゴデニム以上にコストがかかる。
莫大な量があれば、インディゴデニムと同じ「ロープ染色」という上記三工程を一つの工場で行う方法もあります。
生地屋さんが莫大な量を作ってコストを抑えたブラックデニムを使うことも頭をよぎりましたが、それではWORKERSのブラックデニムに成らない。
初志貫徹、メーター単価が高くてもWORKERSの糸を使ってブラックデニムを作りました。(価格はもう無理やりです)

フロント。ブラックなのでわかりづらいですが、キバタデニム独特の縮み・捻じれ、皺感が出ています。

コインポケットは耳使い。見えませんが、ちらっとめくってみてください。

フロントボタンフライ。帯付け・巻き縫い・裾巻きといったチェーンステッチ部分は下糸だけコア糸(化繊の芯に綿糸を巻いたもの)を使って強度を上げています。
チェーンステッチが痛むのは表では無く裏。裏がチェーンで凹凸がありすれやすいので。

ここもわかりづらいですが、帯始末はV字ステッチ。

バックスタイル。やはりジーンズなので若干ヒップはタイト目。それでもWORKERSはSlim Tapered でもある程度ワタリを取るようにしています。腿の裏側あたり、ここにゆとりが無いと極端に動きづらくなるためです。
ストレッチがあれば、ゆとりは少なくても快適ですが、WORKERSのデニムは綿100。最低限のゆとりは残します。

このゆとりや皺を嫌う向きもありますが、本来必要なゆとりとしての皺はあるべきと私は思います。そもそも論で、「では人の体にフィットさせるとして、人の体はどこまで美しいのだ?」とか「加齢による体形変化した体、どこまで見せて、どこを隠せば一番美しいと感じるバランスになるか」とか、そういった話になります。
私個人の意見ですが、極端にタイトな洋服は見苦しく感じます。

やはりセルビッジジーンズと言えばここ、脇のアタリ。そしてキバタならではの捻じれ。今回はホワイツの短靴を合わせてみましたが、シンプルにオールスターよし。ドレスシューズメーカーの作るちょっとカジュアル目な短靴やブーツも合います。

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VINTAGE WORKS ヴィンテージワークスのベルトと財布

こんばんは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回の更新はVINTAGE WORKS、長らく売れ切れていたベルトや財布が再入荷したのでご紹介させていただきます。

国内のベルトメーカーの老舗であり、素晴らしい品質と安定感で定評のあるVintage Worksのアイテムは、ギフト需要が高まるクリスマスシーズンに最適な財布やベルト達でございます。

近年日本でもメジャーとなったシカゴのタンナーホーウイン社。
ホーウインを代表するレザーでもあるクロームエクセルを贅沢に使用した長財布と二つ折り財布。


ラウンドしたプレート状のバックルが特徴の1本。
真鍮に分厚いシルバーメッキを施し一つずつ手磨きで仕上げているので輝きはシルバーそのもの。革の幅は30mmと若干細めのサイズ感で着脱もしやすくストレスの無い1本。

牛一頭から15本しかベルトとして使えない、北米産の牛革のベンズ(腰~お尻)部位を使用し、独自の技法カッティングダイにて染め上げ手作業にて完璧に仕上げたベルト。

すでに名作と呼ばれる域に達したこのモデル。
その理由は現代の細めスタイリングに違和感無くとけ込む30mm幅のサイズ感と、上品な鈍いゴールド色バックルの完成度の高さ。いつの時代にもフィットするスタンダードな1本。


1993年より生産されている、プレート状のバックルが特徴の1本。
90年代に販売した当社のベルトの5割はこのモデル。今でも買い直しの方がいらっしゃる完成度の高いロングセラーの定番モデル。

2017年11月29日水曜日

CAL O LINE 肉厚で豊かな発色と起毛感が際立つクルーネックのモヘアセーター

こんばんは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はCAL O LINEの新作、モヘアのセーターをご紹介させていただきます。

Rhythmでは毎シーズンカーディガンが人気のモヘアニットですが、先日お客さまにグレーはありませんか?といわれ、たしかにモコモコした光沢感のあるモヘアのグレーってかわいいですねー。
って事で急遽クルーネックのグレーのみ仕入れました。

肉厚で豊かな発色と起毛感が際立つクルーネックのモヘアセーター。
90年代に流行ったグランジ的にも、キレイめにも対応する万能セーターでございます。

2017年11月28日火曜日

WE OWN THE SUNSHINE アメリカメーカーのチープなボディーを使用したブランドアイコンしゃくれスカルが刺繍されたコーチジャケット

こんばんは。いつもブログをご覧いただきありがとございます。
今日はアメリカのインポートアイテムに一手間加えたブランドWE OWN THE SUNSHINEの新作コーチジャケットをご紹介させていただきます。




WE OWN THE SUNSHINEのアイコン、しゃくれスカルが刺繍されたコーチジャケットです。

ボディーのジャケットはアメリカメーカーが作るデカいボックス型で薄手のインポートボディー、あえてチープな表情の物をチョイスしています。

その分プライスも7800円と大変お買い得でございます。




2017年11月27日月曜日

TCB jeans 1930年代のエプロン付きのビンテージを元にしたオーバーオール"TCB HANDYMAN PANTS"

こんにちは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はTCB Jeansから再入荷したオーバーオールをご紹介させていただきます。


1930年代のエプロン付きのビンテージを元にしたオーバーオールです。

ハートランドコットンといわれるアメリカの中心部であるミシシッピー川流域のテキサス産コットンを80%、残り20%はコーマ落ち(落ち綿)といわれるリサイクルコットンを入れることで、厚みの割に、やわらかく風合の良いの生地に仕上がっています。

ディテールは2重になった4ポケットのエプロン付き、各ボタンは真鍮製の2本足のドーナツボタン、ダブルニー仕様、当時生産効率より使い勝手を優先して作られた左右非対称のビブポケット、なんとも言えない色の抑えたオレンジ色のカンヌキ等。

シルエットは当時の物に近く、ウエストからお尻にかけてたっぷり膨らみ、そのまま裾にかけて太いストレート。
当時の広告のようなハンプティダンプティ的クラシカルなシルエット。
ヴィンテージ好きなお客様にも満足していただける仕上がり。

さらにプライスは20000円。いろいろ見てる方なら分かって貰えると思いますが、岡山ファクトリーブランドだけに超お買い得です。

左が新品、右が着用1年物。色落ち具合もいい感じ。




2017年11月26日日曜日

TCB jeans 70'sに発売されたLEVI'S BUSH(ヤブ)の中で穿くことを想定して作られたアウトドア用のジーンズ"TCB70's BUSH"

こんばんは。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はTCB Jeansから再入荷したブッシュパンツをご紹介させていただきます。
TCB jeans "TCB70's BUSH"

昔から店主の大好物アイテムではありますが、同じデニムでもシルエットがブーツカットだったり、逆にシルエットがストレートでも素材がコーデュロイだったり。。
そもそも作ってるメーカーさんが少なかったりで中々ピンと来るものはありませんでしたが、こちらはまさにコレって感じのブッシュパンツ。

元ネタは70'sに発売されたヴィンテージのLEVI'S BUSH DENIM。
素材はセルヴィッジ(赤耳)デニムを使った綺麗なやや細めのストレート。
バックポケットにはTCBオレンジダブ、ファスナーは'60~'80年代に使われていたTALON42を使用し、こだわりブッシュパンツとなっております。

クラシカルなアウトドアアイテムとしてネル、マンパー、ランチジャケット、ダウンジャケット&ベスト、ハンティングジャケット&ベストなどなど幅広いコーディネートが可能です。