2017年8月11日金曜日

20世紀初頭の生地をモチーフに抜染で作成した抜染生地と古いアドを参考にしたクラシカルなデニムオーバーオール

本日2件目の更新は先日入荷したWORKERS8月分の中からクラシカルなオーバーオールをご紹介させて頂きます。






古いアドを参考に形を作り、デニム素材は、経糸(タテ糸)にコットン、緯糸(ヨコ糸)にリネンを。
インディゴ抜染はウェストバージニア州のWheelingにあったStifel社にWORKERSが2007年に現地で見てきた現存する生地を再現。

胸当ては小さすぎず、大きすぎず。すごく古いオーバーオールで極端に小さい物もありますが、そこはバランスを見てアレンジしています。
ポケットはHEADLIGHTのアドを参考に、ウォッチ+ペン刺し。
ウォッチがあるのでチェーンを通すホールをつけようかとも思ったのですが、穴無しでボタンやシャツのボタンホールに入れているパターンもあるので無しにしました。

肩ベルトはボタンにひっかけます。着脱ぎの時は片方だけ取るのがお勧め。両方取ると、どっちがどっちだかわからなくなりがちです。
ベルトを長く調節して、落とし気味で着るもよし。逆に短くして胸当て(ビブ)を上げるもよし。

脇ポケット。カンヌキは打たないで、すべてステッチを何回も入れて補強しています。想定がカン止めの無い工場で作っていたら・・・のためです。

小股部分も同じく、補強部分はステッチを行ったり来たり。カン止めより手間なのですが。

ヒヨクにはヒヨク止めステッチ入り。う~ん、ステッチがちょっときれいすぎる・・・几帳面な人が縫ったサンプルです。

やはりクラシックなオーバーオールと言えばのローバックスタイル。実際は、昔からローバックもあればハイバックもあったようですが、ここにロゴ入りの厚手テープが私は好きです。
このロゴ、昔作った時は資金が無くて自分で一つづつハンコを押しました。「次作れるときは、たとえ数が出なくてもプリントでもっと完成度を上げるぞ!」と思ってから幾年月。やっと、プリントで作る事が出来ました。
その間に探し当てた、極厚のテープも良い役割をしています。シルクスクリーンですが、テープ表面のデコボコでかすれ実に良い風合いです。

ラベルはシンプルなデザインの布ラベル。インディゴの色が移っています。

バックポケット、初期ヘッドライトでおなじみの形とVステッチ。

右脇にはツールポケット。正直、機能性はあまりあるような無いような小さい物。
これが、もっと年代が新しくなると二重ポケットになったり、物が落ちないようなうまい構造に成ったりといろいろあるのです。


古いワークウェアに使われる麻混のデニムと当時の実在したダブルドットの抜染生地を完全復刻、シンプルなビブポケット、ローバックといわれ背中がクロスして釣られている感じが特徴的なバックスタイルなどなど、1900年代前半の古いオーバーオールのディテールはかっこいいっす。

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