2016年12月7日水曜日

国内初の登山用ダウン防寒着を生産したZANTER JAPAN(東洋羽毛工業)の南極観測隊モデルをタウンユースにした"DOWN PARKA WP-H"

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は新しく入荷した貴重な国産ダウンジャケットをご紹介します。
国内初の登山用ダウン防寒着を生産したZANTER JAPAN(東洋羽毛工業)の南極観測隊モデルをタウンユースにした"DOWN PARKA WP-H"です。

表地には雨に対する「防水性」と発汗による水蒸気を防ぐ「透湿性」を兼ね備えた耐水撥水の高機能素材。
中綿は羽毛は国内精毛でダウン90%、フェザー10%のリアル800フィルパワー。
裏地にはナノテク消臭殺菌メッシュ素材と赤外線吸収機能を発揮する蓄熱保温素材を使用。

1955年 マナスル遠征隊 装備品 

ZANTER JAPANはウェア部門として分社化する前の東洋羽毛工業時代、1951年のヒマラヤ・マナスル登山隊との共同開発で国内初のダウンウェアを作り、1956年から現在まで60年以上南極観測隊へワークダウンウェアの納入など歴史あるメーカーさんです。


P.S.
いつも紹介してる商品とちょっと違うので思いついたんですけど、ヒマラヤ登頂や南極観測からのタウンユースのダウンジャケットですよね。
車でいうレースカーからの一般道が走れるスポーツカーにちょっと似てません?

見た目はもちろんなんだけど、スペック的な所がかなり大事ですみたいな。

素晴らしくて憧れだけど、割高な欧米のメーカーに対してスペック的に全く見劣りしない(なんならダウンはスペック的に圧倒してるんじゃないかな)けどお手頃な国産メーカー。

ダウンでいったら一時期はみんなの憧れだったモンクレーとか今ならカナダグースでしょ。そてに対する水沢ダウンに今回のZANTERみたいな。
車でいったらフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェなどに日本メーカーのGT-R,NSX,LFAとか。
もちろん一概には言えないし、レッテルも貼りたくないけど、ざっくりそんなイメージですよね。
どちらが好みかなんて人それぞれですが、日本人の物造りってやっぱり共通してますよね。笑。
(もちろん日本車の方ですら一生働いても全然手が届くとは思えませんがね。)

日本人かー。。ここの会社も素晴らしい歴史があるからね。

なんなら店主に企画させてもらえないかな。
TOYO UMOU KOUGYOU Ind.業工毛羽洋東
みたいなブランド名で。日本語逆に読んじゃうほどそんなに古くないか。笑。

よくイメージされる日本人の向こう側をみなさんも店主と一緒に目指しましょうね。笑。

2016年12月6日火曜日

WORKERS オリジナルで製作した碇刻印入り水牛ボタンを使用したシャンブレーCPOシャツ"Anchor Shirt"

今日はワーカーズの新作シャツが入荷しました。
16F/Wの期中品番もしくは17S/S先行品番的12月の新作アイテムです。


ワーカーズがオリジナルで製作した碇刻印入の水牛ボタン。
形はそのボタンに合わせたU.S. NANYのCPOシャツ。
生地は真夏以外は一年中対応のミディアムクラス(5oz)のシャンブレー。
カラーはダークブルーと撚り杢グレーの2色入荷。

現代的な小襟ではない。かといって、ビンテージである妙に大きすぎもしない。WORKERSの考える中庸なレギュラーカラー。

ネックボタンを締めなくても収まりよく。ただ、ネクタイを締めるとよりバランスのよくなる羽襟。

羽襟はコバ+1/4インチ程度のダブルステッチ。羽襟がぴっと綺麗に角が出て、そのギリギリを行くステッチワーク。このあたりは、さすがシャツ専門工場という仕上がり。

シンプルなフラップポケットですが、そのフラップの微妙な曲がり具合はパターンを作るとき試行錯誤しました。また、そのカーブを消さないよう、裁断・縫製する工場の腕の見せ所でもあります。
あえて照明を均一に当てないと、ステッチごとに出た凹凸が良くわかります。シャンブレーを綿糸で縫うからこそ出るパッカリングです。

Anchor Shirtを作るきっかけになった刻印入り水牛ボタン。ボタン屋さんに気をつけてもらったのが、極あっさりと入れてもらう刻印。深すぎるとまた風合いが変わってしまうので、あっさりと。素材が水牛なので、一つ一つ柄が微妙に違い、そこに刻印が入るとまた不均一な仕上がりになります。

今回、また新たに前立て用の金具を作りました。少し幅広、4.2ミリの4本針用です。完全にイメージの世界ですがCPOシャツというと少し太めの前立てが私の思う定番仕様なのです。ワークシャツと同じにしてしまえば金具代は要らないのですが、せっかく作るならとイメージに合った仕様になるよう道具を作っています。

下前側は生地をチューブ状に折って、こちらも巾の違う二本針環縫いでたたきつけます。

肩・袖ぐりは巻き縫い。このあたりはワークシャツ的な仕様。

袖口は2ピースの袖を使った開き。イメージとしてはGジャンでよく使われる仕様をより細い針幅で仕上げていると想像してください。シャツではあまり使われない仕様ですが、クラシックな2枚袖では使いやすい仕様。ここも2枚袖のはぎ合わせには、より細い巻き縫いを使ったりと、それらしくなるよう仕様を工夫しています。

脇はマチが無い空環縫い始末。最後の突端はカンヌキで押さえています。


この時期M-65やNー1、はたまたPEA COATなど、ミリタリーアイテムのアウターとの相性が抜群。インナーに困った時はこちらをどうぞ。

2016年12月5日月曜日

Workers K&T H MFG Co ウールライクなコットン素材を使用したジャケット “Lounge,Brushed Herringbone”

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は暖かかったですね。
そんな日にオススメなワーカーズのジャケット“Lounge,Brushed Herringbone”をご紹介します。


生地はウールのような見た目のコットン素材Brushed Herringbone。
双糸(糸を二本よった)を高密度のヘリンボン織りで生地厚を出し、さらに、それを起毛させることでこの独特のコットンでウールライクな表情のある生地になっています。
まったくちくちくしない、ふわふわの肌触り。
巻き縫い、パッカリングといったラフな、着こんで変化していくアメカジ的楽しさをこのジャケットに込めています。

パターンの特徴は袖。サイドから見ると前に振り、さらに前から見ると前中心に向かってもカーブしています。これはハンガーで吊った状態でも同じ。吊った状態で見て美しく、着た時には人間の立体的な腕の動きに追従して動きやすく、静止した状態では立ち姿が美しくなるように作図しています。


WORKERSの定番、Lounge Jacket。細かなディテールは変わりますが、ベーシックなブレザータイプのジャケットです。
一見ウールのような起毛をかけたコットンヘリンボン。
ラペルを少し太く、ゴージーラインも下げてちょっとやぼったい雰囲気に。フロントの返りも三つボタン上二つがけに変更しています。

Brushed Herringboneの風合い。緊密に織ったヘリンボン、起毛前も見てみましたがこの段階では見るからに「ごつい綿のヘリンボン」。これに表・裏、両面起毛をかけることで柔らかな風合いが出てきます。

胸はパッチポケット。
大見返しもあるので、箱も出来るのですがあえて3パッチにしました。
ポケット付けはダブルステッチ。中縫いポケットをやろうかと思ったのですが、本体はぎあわせに巻き縫いを使うのでここはあえてラフなダブルステッチ+カンヌキという仕様にしました。

フロントは少しカッタウェイを強く。ポケットはサイドについているのでまっ平らな状態では全体が見えません。このあたりも同じジャケットでもカバーオール(レイルロードジャケット) やワークウェア的ジャケットとは型紙が違う部分です。
背中心、巻き縫いではぎあわせています。
縫い目をまたぐようにつけたフラップポケット。
この縫い目を無くしてしまって袖ぐりからのダーツにする事も出来るのですが、悩んだ末今回も縫い目を残しました。
この後の大見返しを縫い目に止める工程もあること、またダーツにするとそれを倒すステッチが必要です。今回は、全体的に巻き縫いやダブルステッチを使ってステッチを見せる、そのステッチのパッカリングがデザインであるという考え方なのであえて身頃の切り替え・巻き縫いを残しました。

「大見返し」。 前身頃の裏にある見返し、これを上に行くに従って大きくしています。前身頃と同じ形で作る方法もあるのですが、下の方はカーブさせ見返しを身頃から外しています。

Brushed Herringboneはどうしても起毛している分、袖に引っかかりを感じます。そこで、袖裏にベンベルグを抱かせています。


こういった感じでワーカーズのジャケットはこだわりつつ、毎年微調整を懲り返しシルエットやディテールなどの完成度の高さは抜群です。

2016年12月4日日曜日

ANACHRONORM SUPER100sの上質なオリジナルキャバルリーツイル生地を使用した“WOOL CAVALRY BOA BLOUSON"

本日2件目のブログはANACHRONORMの"WOOL CAVALRY BOA BLOUSON"をご紹介します。

表地は先日ブログでご紹介したPEA COATと同じSUPER100sというウールの中でも極細糸の規格を採用。
そのSUPER100sをアナクロオリジナルでキャルバリーツイルという耐久力に優れ、綾織りの畝が特徴の生地を使用しています。(スーパー贅沢)

ライナーは防風、防水のサイトスフィルムを中綿に入れる事で保温性も抜群でダウン並みだそうです。

VINTAGE WORKS ベルトと財布が入荷しました

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は国内の老舗ベルトメーカーVINTAGE WORKSから新作ベルトと再入荷した財布、ベルトをご紹介します。

まずは新入荷した"DH5697"

そっけないまでにバックルのデザインを削ぎ落とした究極にシンプルなベルトです。
バックルのアンティーク加工や革の幅に対する厚みのバランスなど、どこまでもシンプルになるように考えられてます。

お次はプレゼントにもちょうど良い小銭入れ以上、財布未満な大人気の“VWSW-4"。
身軽になりたい日のセカンドウォレットや小さな物しか持ちたくない方に最適。

使われている革はアメリカを代表するタンナーHORWEEN社。
そのホーウインを代表するレザーでもあるクロームエクセルを贅沢に使用してます。
ここ数年ブーツなどに積極的に使われているので、クロムエクセルって聞いたことある方も多いとおもいます。
たっぷりオイルが染み込んでいて、柔らかく素晴らしい質感の革です。

お次は細いベルトをお求めならこちらな"DH5679"とVINTAGE WORKSの中でも1番人気な“DH5536"も再入荷です。

2016年12月3日土曜日

ANACHRONORM 12ozセルヴィッジ(赤耳)ブラックデニムを使用したリメイクパンツ“REMAKE BLACK SLIM JEAN”

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はANACHRONORMの新作パンツ“REMAKE BLACK SLIM JEAN”が入荷したのでご紹介いたします。
12ozセルヴィッジ(赤耳)ブラックデニムを使用したリメイクパンツ。

サビ加工されたフロントボタン、バックポケット裏に補強のために貼られた生地との伸縮率の違いによるアタリ、ボタンフライのアタリなど全体的にリアルなUSED加工が施されています。


リメイクは色落ち具合の違うトーンのデニムを膝下は同色でパッチワークされ、同色ステッチによるセンターピンタック、裾の割り+カットオフ、割り止めはハンドステッチで補強しています。

そんなカッコいいリメイクされたデザインもベースになるデニムがあってこそ。
長年ヴィンテージを意識したディテールや加工はアナクロの得意とするところ。
心からオススメできるブラックデニムとして上がって来ましたよ。

2016年12月2日金曜日

CAL O LINEのミリタリージャケット"M-41 JACKET"

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はCAL O LINEのミリタリージャケット"M-41 JACKET"を紹介します。


高密度に編んだコットン100%の撥水機能のある素材を表面に、
ライナーは軽くて通常の中綿の3倍の保温性があるシンサレートを採用。

袖は風の進入を防ぐウールリブ付、ポケットの裏地は暖かいフリースを使用。
襟芯を止めるステッチやUNIVERSALファスナーの形状にもこだわりが。

背面にSF(SAN FRANCISCO),US(UNITED STATES)と手書き風のプリントが入ってます。

昔ながらの普遍的デザインにサブカルチャーをプラスして、さらに現代的な素材で機能面をアップデート。
CAL O LINEらしい物作りのミリタリージャケットです。